猫太郎
わたしが最初に、この場所に引っ越したとき、あずきちゃんの兄妹で「猫太郎」と名づけたオスネコがいました。
猫太郎は、あずきちゃんにくらべて物静かで、あずきちゃんは私が来た時から鈴が鳴るような声で、ごはんをねだりましたが、猫太郎が私に声をあげて鳴いたのはほんの数回でした。
性格でいうと、二匹ともにていて、人間にまだ信用するレベルまではいっていないが子猫(推定3ヵ月くらい)なので、おなかがすいてるので、ごはんがほしいといった感じでした。
わたしがこの子たちを、ちゃんと家で飼おうと思ってはみたものの病院へ連れていくほど、私を信用していなかったので捕まえられなかったのを思い出します。
あずきちゃんと猫太郎と、わたしとの距離が近くなったのは、猫達がそれぞれ数週間遅れで「ネコ風邪」を引いたときくらいです。
この写真も、猫太郎が風邪をひいて元気がなく、外にいるのが寒すぎて私の足元であったまるようになってきた時期です。