去勢手術・避妊手術
私の中で、ねこの発情期は人間の春と似て、4月頃からはじまると勝手に思っていまして
余裕をかましていたのですが、他の猫もうろつくので
ねこ風邪が終わった順に、猫太郎・あずきちゃんと去勢・避妊手術に連れていきました。
もう、何十年も猫と暮らしたことがなかったわたしは、猫を入れるキャリーケースからそろえたり、洗濯ネットなど、ほとんど猫を飼う初心者のように色々悩んで
ようやく、猫太郎をネットに入れて、近くの動物病院へ連れていきました。
すると、そこはご老人のおじいさんが経営している動物病院で、雰囲気が暗く、知り合いになった人からも「あそこは止めておけ」と言われていたのですが
動物病院でそんなひどいところがあったら、経営していけないのでそこまでひどくないだろうと思って
猫太郎をあずけると、そのおじいさんは一緒にかごから出してくれ、とか、あまり猫好きには見えない態度をされ、数時間後には電話がかかってきて、
猫もあまり麻酔がかかっていないようで、泣き叫んでいました。
そして、家に連れて来るやいなや、キャリーケースから出す前に洗濯ネットにからまれながら、逃げてしまって、からまる猫を追いかけてそのネットを外したんですが、それ以来、猫太郎は帰ってこなくなりました。
怖い思いをしたのかもしれません。
あずきちゃんの避妊手術は別の町へ
動物病院や歯医者さん、美容室が選べるほど多くはないのが、田舎の特長といえます。
我が街も、2つしかなくてそのひとつがご老人の動物病院でした。
しかし、なんとか探して隣町に評判がいい動物病院を見つけたので、あずきちゃんのねこ風邪が治ったころに、ワオンワオン鳴かれながら、動物病院に向かいました。
あずきちゃんは、手術後、猫太郎と同じように出て行って、寄り付かなくなると悲しい未来しかみてなかったのですが、先生の腕がよかったのか、すぐに家に戻って、写真のように術後痛々しいなかにも我が家でくつろいでくれるようになりました。
追伸となりますが、病院に連れて行った際にはまだ名前をつけておらず、木登りが得意なキノボちゃんと書いて提出しました。